ニュームーン/トワイライト・サーガ  THE TWILIGHT SAGA: NEW MOON

クリス・ワイツ監督。クリステン・スチュワート主演、ロバート・パティンソン、テイラー・ロートナー。ステファニー・メイヤー原作の映画化第二弾。2009年。

トワイライト・サーガ/ニュームーン(字幕版)

<ストーリー>
18歳の誕生日の朝、ベラ・スワンは悪夢で目が覚めた。永遠の17歳であるヴァンパイアの恋人、エドワード・カレンより年上になってしまうことを気にしていたからだ。そして、カレン家で行われたベラの誕生日パーティで事件が起きる。紙で指を切ったベラの血を見て、カレン家の1人が襲いかかろうとしたのだ。これをきっかけに、カレン家はフォークスを去ることを決め、エドワードは一方的にベラに別れを告げた。何ヶ月も廃人のようになっていたベラを救ったのは、ジェイコブ・ブラックの存在と、危険をおかす時だけ見えるエドワードの幻影だった。ところが頼りにしていたジェイコブは突然、ベラへの態度を変え、冷たく突き放す。さらにベラを狙うヴィクトリアの仲間、ローランが現れ…。

<感想>
原作、既に読んでます。しかもこの章は何回か読んだので、内容も頭にバッチリ。だって余りに少女の憧れ、少女漫画の世界なんですもの。女性だったら、一度はこんな状況になってみたいものではないでしょうか。2人の男性にこんなにも熱烈に愛されて。しかも自分には特殊な能力が…良いなあ。
という訳で、頭の中に描いてきたものが、どんな風に再現されているかなあ、とそれだけを楽しみに観ました。結果、かなり良かったと思います。水の中でそっと横にいるエドワードなんて、美しくてドキドキしました。ストーリーも上手くいいところを選んでいたと思います。でも原作知らないと、分かりにくいかな。ちょっと台詞に足りないところもあった気がしたので。新しいキャラとか、きっと分からないでしょうね。原作を読んでいると、うん、うん、と思えるのですが。
しかしこれ、ベラになりきって見たら楽しいでしょうが、ベラに違和感を持ってしまったらアウトでしょうね。何てワガママな…ジェイコブ可哀想、ってなると思います。特に男性は、腹が立つんじゃないかな…。完璧に女性向け映画だと思います。次作が楽しみ。