堤幸彦監督。唐沢寿明主演、豊川悦司、常盤貴子。浦沢直樹の同名漫画の映画化。2009年。
<ストーリー>
「ともだち」復活から2年後のともだち歴3年、西暦2017年。神となり世界大統領として君臨する「ともだち」は、8月20日、人類は宇宙人に滅ぼされる、「ともだち」を信じる者だけが救われる、と説いていた。カンナは氷の女王と呼ばれ、反政府組織を作り武装蜂起を計画。その頃、東京を囲む塀の向こう側で、ギターを抱えた矢吹丈と名乗る男が、厳重警備の関所を越えようとしていた…。
<感想>
これまたガラリと世界が変わっていますね、ビックリ。1969年が再現された町…これ、漫画だと結構納得なのかも知れませんが、映画だと何か白々しく感じました。関所もなんなんだか…漫画だなあ、と。クライマックスのコンサートも、漫画なら良いのかも知れませんが、何というか、笑ってしまいました。いくらなんでもありえないでしょう〜。
ラストの「ともだちランド」での種明かし。なるほど、きっかけはやはりケンヂだったんですね。面白い設定でしたが、やっぱり漫画だな〜。
ひたすら「漫画だなあ」と思い続けた映画でした。でも、3部作を通して楽しませて貰いました。