NY心霊捜査官  DELIVER US FROM EVIL

スコット・デリクソン監督。エリック・バナ主演、エドガー・ラミレス、オリヴィア・マン。2014年。

NY心霊捜査官 (字幕版)

<ストーリー>
ニューヨーク市警察の警察官であるラルフ・サーキは、動物園で母親が我が子をライオンの檻に投げ捨てるといった事件や、妻に対して激しい暴力をふるった男性の事件を担当していた。これらの事件は一件全く関連性はないように思われたが、どちらの事件の加害者もまるで何か別のものに取り憑かれたかのような半狂乱の状態で逮捕されていた。サーキはこれらの事件を捜査していくうちに、自分にしか見えない何かが裏に潜んでいることを確信する。そんな彼の前に、メンドーサと名乗る神父が現れ、一連の事件は悪霊によって引き起こされたもので、サーキが持っている霊能力を使って事件を解決するよう彼に助言する。こうしてニューヨークでたった一人の「心霊捜査官」となったサーキは、早速霊能力で事件を捜査していくが、その裏には彼の想像を超える恐ろしい存在が潜んでいた。(Wikipediaより転載)

<感想>
よくタイトルを見ずに、バナのクライムサスペンスかあ、と観始めたら展開が…あ、心霊って書いてある!と間抜けでしたが、最後まで観ました。正統派のエクソシスト話でした。しかもサーキさんは専門家になり、神父とそういう仕事を今、されているとか。さらにこの話は彼の実体験の著書を映画化したものだそうで。こんな歳になってから霊能力者と分かることもあるんですね。宗教的な悪魔払いのシーンは丁寧で、迫力がありました。実体験だからなのかー。まあ、フィクションも入れて盛っているのでしょうが。演出はグロく、迫力がありました。警察官が事件の謎を解こうとする楽しみもあり、まあ、悪くなかったです。でもエクソシストに興味がなかったら、何だこれ、かも知れません。