愛を積むひと

朝原雄三監督。佐藤浩市主演、樋口可南子、北川景子、野村周平、柄本明。エドワード・ムーニー・Jr小説『石を積むひと』原作。2015年。

＜ストーリー＞
第二の人生を大自然に包まれた美しい土地で過ごそうと、北海道に移り住むことにした夫婦、篤史と良子は、 かつて外国人が住んでいた家で暮らし始める。良子は篤史に家を囲む石塀作りを頼んだが、以前から患っていた心臓の病を悪化させて、この世を去ってしまう。悲しみにくれる篤史のもとに、ある日、良子から手紙が届いた。
驚く篤史。そして、次々と見つかる手紙に導かれるように、篤史は周囲の人々の人生に関わっていく。また、長年疎遠になっていた娘、聡子と再会し…。（amazonより転載）

＜感想＞
奥さん、良い人すぎでしょ〜と思いましたが、夫婦の愛にやっぱり泣けちゃいましたね。石垣を作るなんて、いかにも外国のエピソードって感じでしたが、北海道を舞台にしたおかげで、そんなに違和感なく観れました。ラストの台詞にはググッと来ましたし。丁寧にエピソードを重ねて、人と人が繋がって、実にいい感じに仕上がってます。思いがけない佳作でした。