プリデスティネーション  PREDESTINATION

マイケル・スピエリッグ、ピーター・スピエリッグ監督。イーサン・ホーク主演、 サラ・スヌーク。ロバート・A・ハインライン短編小説『輪廻の蛇』原作。2014年。

プリデスティネーション [DVD]

<ストーリー>
1970年3月、とあるビルの地下で爆弾を処理しようとしていた男が失敗し、顔に大やけどを負う。男は何者かの助けでバイオリンのケースにも似た謎の装置を使い未来に飛び、ある組織の治療によって別の顔を得る。そして最後の任務を受け過去へ飛ぶところから物語りは始まる。
1970年11月、ニューヨークは連続爆弾魔フィズル・ボマーにより混乱していた。あるバーにやってきたジョンは1本のボトルと引き換えに自らの半生をバーテンダーに語る。自身が元はジェーンという女性であったこと。孤児院育ちの天涯孤独の身であること。様々な能力に恵まれながら、それを活かすこともかなわず、今は告白話を雑誌に書いて暮らしていること。不幸な人生の中で運命的に出会った男性に裏切られたこと。彼との間に出来た娘を何者かに奪われたこと。そして男性となった経緯。
ジョンに同情したバーテンダーは、女性であった頃の彼を裏切った男性に報復することを望むジョンに、その機会を与えてやると、共に1963年にタイムスリップする。バーテンダーはフィズル・ボマーを捕えるために、バイオリンのケースにも似た時標変換キットを使いタイムスリップを繰り返す時空警察官だった…。(Wikipediaより転載)

<感想>
大好きなタイムスリップ物。これは素晴らしい!途中から「えーっ!」「マジかっ!」と。しかしそこまで行くのが辛いかも…。何だろな〜、つまんないな〜、眠いな〜、と挫折する人もいそうな感じです、DVDだと。グッと我慢して観ていると、俄然面白くなって、おおーっというラストが待っています、という映画でした。ネタバレになるので、感想もなかなか話せないですね、これ。
(以下、ネタバレ含みます)
鶏が先か、卵が先か。なるほどね、でもここまで行くと清々しいです。ハインライン、スゴイ。原作を読みたくなりました。サラさんはちょっとジョディ・フォスターに似ていて綺麗ですね。