今村隆寛監督。声、田中真弓、中井和哉、岡村明美、山口勝平、平田広明、大谷育江、渡辺美佐。人気漫画のアニメ映画第8弾。2007年。
<ストーリー>
グランドラインを進むゴーイング・メリー号。ルフィ達は、砂漠の国アラバスタ王国の女王ビビと出会う。今から2年前、王の住む町にしか雨が降らなくなり、世界政府が禁止している人工降雨粉が国王の元に運ばれているという噂をきっかけに、ビビの父親、国王コブラと国民の間に亀裂が生じた。しかしそれは、今は国民から英雄と崇められているクロコダイルの罠だったのだ。ルフィ達は、悪の根源であるクロコダイルを倒すため、国王軍と反乱軍との全面戦争を止めるため、動き出した…。
<感想>
ワンピースの映画DVDで借りられたのがこれだけだったので、もうTVで観ているエピソードですが、借りてみました。評判が悪いのは知らなかったのですが、酷いですね、これは。だいたいアラバスタ編を2時間以内にまとめようというのが無謀です。ダイジェスト版をさらにダイジェストにしたという感じで、良いシーンがことごとくカット。原作を知らない人には、全く訳が分からなかったのではないでしょうか。話を知っている私でも、何だ、これはと思いましたから。泣ける話のはずなのに、全く泣けませんでした。残念な出来です。