スコット・デリクソン監督。イーサン・ホーク主演、ジュリエット・リランス、ジェームズ・ランソン。2012年。
<ストーリー>
犯罪を扱った本を書いているエリソン・オズワルトは、ヒット作を求め、ある家に引っ越してきたばかり。家族は妻のトレイシーと息子のトレバー、娘のアシュレーの4人家族だ。実はこの家は、一家惨殺事件があった家で、次の本の資料のために引っ越してきたのだが、エリソンはそれを家族には秘密にしていた。引っ越してすぐの夜、エリソンは屋根裏部屋で、見知らぬ箱を見付ける。その中に入っていたのは、映写機と家族を写したらしきフィルム。早速、中身を見ると、ここに住んでいた家族の幸せそうな様子の次に、行方不明となった子ども1人を除く家族4人が殺される様子が映っていた。驚愕するエリソン。他のフィルムにもそれぞれ、違う家族の幸せな様子と、残酷に殺される様子が映っていた。そして謎を解明しようとするエリソンの家族に、次々と異様なことが起こり始める…。
<感想>
怖い映画が観たい、と選んだのですが、結果、ほとんど怖くありませんでした。モーションポスターはかなり怖かったので、期待していたのですが、残念です。家族惨殺の様子は目を覆う内容ですが、それ以外の怖がらせ方が全くなっていません。一番疑問に思ったのは、家族3人、もっと怖がって良いはずなのに、ほとんどスルー。アイデアはなるほどと思いましたが、見せ方、脚本がダメダメでした。