OKKO’S INN  若おかみは小学生!

高坂希太郎監督。声、小林星蘭、松田颯水、水樹奈々。令丈ヒロ子原作の同名児童小説の映画化。2018年。

若おかみは小学生!

<ストーリー>
小学6年生のおっこ(関織子)は交通事故で両親を亡くし、おばあちゃんが経営する花の湯温泉の旅館<春の屋>で若おかみ修業をしています。どじでおっちょこちょいのおっこは、ライバル旅館の跡取りで同級生の真月から「あなた若おかみじゃなくて、バカおかみなの!?」とからかわれながらも、旅館に昔から住み着いているユーレイのウリ坊や、美陽、子鬼の鈴鬼たちに励まされながら、持ち前の明るさと頑張りで、お客様をもてなしていくのでした。いろんなお客様と出会い、触れ合っていくにつれ、旅館の仕事の素晴らしさに気づき少しずつ自信をつけていくおっこ。やがて心も元気になっていきましたが、突然別れの時がおとずれて。(amazonより転載)

<感想>
子供映画と侮るな、大人も感動する、と聞いていたので、観てみました。うーん、個人的には、やっぱり子供映画でした。事故などリアルな描写があるのですが、それに関するトラウマも、あっさりスルー。子供向けに単純にしているんだな、と思いました。自分が親の立場で見てしまうせいか、小学生にこんな辛い状況を克服させなくても、と泣けるより、辛い気持ちになりました。役割を得ることで立ち直るということなのだと思いますが、まだ小学生なのに…。またユーレイなど児童小説ならではだと思いますが、あまり効果的には感じませんでした。でも子供向けですからね。作画は綺麗だし、動きも良かったです。