スパイク・ジョーンズ監督。マックス・レコーズ主演、キャサリン・キーナー、マーク・ラファロ。同名有名絵本の映画化。2009年。
<ストーリー>
マックスはいたずら好きで、ちょっと寂しがり屋の8歳の男の子。母親と姉の3人暮らしで、ある日、母が異性の友達を連れてきてマックスに余り構ってくれなかったのをきっかけに、諍いを起こして家を飛び出した。海へボートで漕ぎ出したマックスが辿り着いた島には、かいじゅう達が住んでいた。彼らはマックスが王様だと思い込み、マックスも彼らとある計画を実行するが…。
<感想>
絵本はかなり前に立ち読みでパラパラしただけで、全く覚えていないまま、映画を観ました。出だしは面白かったのですが、肝心のかいじゅうたちが出てしばらくしてからは、もう退屈で、退屈で。原作は絵本ですが、映画は全く子ども向きではありません。暴力シーンも多く、娘は怖がって途中で観るのを拒否しました。かいじゅうの動きはなかなか素晴らしく、今の技術はすごいなあと感心しました。絵本の絵がそのままリアルに動いているのを見るのは楽しかったし、映像も美しい。でもストーリーは、描きたいことは分かるのですが、私の心には余り響きませんでした。