ダーレン・リン・バウズマン監督。トビン・ベル、コスタス・マンディロア、リリク・ベント。『ソウ』シリーズの第4弾。2007年。
<ストーリー>
解剖室。横たわっているのはジグソウの遺体。胃袋の中からロウで固められたカセット・テープが出てきた。ホフマン刑事が呼ばれて再生すると、「私の死で全てが終わったと思っているだろうが、ゲームは始まったばかりだ」とのメッセージが。場面変わり、ホフマン刑事とSWATのリッグ隊長がケリー刑事の遺体を発見する。FBI捜査官のストラムとペレーズはジグソウを探すため、前妻ジルを呼び出すことにした。一方で、仲間を救いたい執念にかられているリッグに対して、ゲームが始まった。TV画面には拉致されているエリック刑事とホフマン刑事の姿が…。
<感想>
シリーズを観てきたから観なきゃなあと、半年くらいリストの上にありながら、毎回他の映画を上に回して、後回し、後回しになっていた作品です。でも5が出ると聞き、そろそろ観るかと観念?しました。
冒頭からグロイです。そこまでじっくり見せなくてもというグロさ。でもグロイのはそこままで、後はそうでもなかった気がします。(シリーズのグロさに慣れた??)過去作品を見ていないと分からない『ソウ』ですが、今回も特に3の話と同時進行するので、観ていながら忘れていた私も「???」連発で観ました。キャラがね、誰が誰だか分からなくなっちゃうんですよ、もっと特徴的な人なら良いのだけど。
最後は「えー!」と思いましたが、「そんなんありか?」という思いも。でも、まあ、ジルによるジグソウの悲しい過去話や、リッグのゲームの目的は明確で、その点は楽しめました。いや、殺人だから楽しいなんて言っちゃいけないか。
5も観るだろうなあ、一応…。