ナディーン・ラバキー監督。ゼイン・アル・ラフィーア主演、ヨルダノス・シフェラウ、シドラ・イザーム。レバノン映画。2018年。
<ストーリー>
わずか12歳で、裁判を起こしたゼイン。訴えた相手は、自分の両親だ。裁判長から、「何の罪で?」と聞かれたゼインは、まっすぐ前を見つめて「僕を産んだ罪」と答えた。中東の貧民窟に生まれたゼインは、両親が出生届を出さなかったために、自分の誕生日も知らないし、法的には社会に存在すらしていない。朝から晩まで両親に劣悪な労働を強いられていた。唯一の支えだった大切な妹が11歳で強制結婚させられ、家を飛び出したゼインを待っていたのは、さらに過酷な“現実”だった。果たしてゼインの未来は―?(amazonより転載)
<感想>
実話という訳ではないですが、こういう子達はたくさんいるのだろうなと思いました。育てられないなら産むな!本当にそうですね。ゼインが良い子過ぎな気もしましたが、赤ちゃんが生き延びられたのは良かったです。またこの映画を機に、演じた子供達が良い環境に移れたのも良かった。