SAW  ソウ

ジェームズ・ワン監督。ケイリー・エルウィス、リー・ワネル主演、ダニー・グローヴァー。2004年。

SAW ソウ DTSエディション [DVD]

<ストーリー>
溺れそうになり水から体を起こしたアダムは、暗闇の中、片足が繋がれ身動きが出来ないことを知る。そこに声を掛けてきた男。電気がつくと、そこは老朽化したバスルームで、声の主の医者だというゴードンも部屋の反対側で片足を太い鎖でパイプに繋がれていた。そして部屋のほぼ中央に頭部を撃ち抜かれた死体が転がっている。ポケットには再生しろと書かれたテープ。死体が持っていたテープレコーダーで再生すると、生き残りたければゴードンはアダムを6時間以内に殺さなくてはならないと告げていた…。

<感想>
オーストラリア出身の無名のジェームズ・ワン監督。脚本と出演にやはり無名のリー・ワネル。2004年のサンダンス映画祭で上映され、絶賛されたというホラーです。監禁状態というところは『CUBE』、ぐろい殺人設定は『セブン』を思い起こさせました。よく練られた脚本で、冒頭から引き込まれ一気にラストまで釘付けです。特にラストシーンは観終わった後もずっと頭に残りました。ああ、地獄ですね…。