デヴィッド・フィンチャー監督。ジェイク・ギレンホール主演、マーク・ラファロ、ロバート・ダウニー・Jr。2007年。
＜ストーリー＞
1969年７月４日、カリフォルニアのバレーホ。ドライブをしていたカップルが拳銃で襲われ、女性は銃弾を浴びて死亡、男性も重症を負うという事件が起こった。事件を通報してきた電話の男は、犯人は自分だと言った。そのほぼ1ヵ月後、新聞社に１通の手紙が届く。犯人でしか知り得ない事件の詳細と不気味な暗号文。新聞の一面にその暗号文を載せなければ、大量殺人を行うという、後に自らゾディアックと名乗る男からの手紙であった…。
＜感想＞
連続殺人事件の実話を基にした映画です。舞台が地元なので、40年前にこんなことがあったんだ…と思いながら観ました。未解決の事件なので、犯人らしき人を追求しながらも、消化不良な感じで映画は終了。ずっと緊張して観ていて、最後にほーっとため息をつきながら、何ともいえない気持ちになりました。ゾディアックについての映画というよりも、ゾディアックにはまって人生を変えられた男達の映画です。暗号文を解ける人間は、もう出てこないのかな…。
