プラットフォーム  EL HOYO / THE PLATFORM

ガルダー・ガステル=ウルティア監督。イバン・マサゲ主演、アントニア・サン・フアン、ソリオン・エギレオール。スペイン映画。2020年。

“プラットフォーム”

<ストーリー>
ある日、ゴレンは目が覚めると、部屋の真ん中に穴があいた階層が遥か下の方にまで伸びる塔のような建物の中にいた。すると、上の階層からその穴に食物が巨大な台座に乗って運ばれてくるが、それは残飯同然のものだった。
訳が分からないゴレンは、同じ階にいた老人トリマカシからここでの驚くべきルールを聞かされる。この建物は縦に長いタワー型の刑務所で、ここに入所する者たちは、定期的にランダムで自分のいる階層が変更される。そして、上の階層から順番に食料が運送され、食料は上の階層の者からどんどん食べられ、“プラットフォーム”と呼ばれる巨大な台座に乗せられて下の階層に運ばれるので、下に行けば行くほど食料は減少するというシステムになっていた。そしてこれが、下の階層の者が食事を摂れる唯一の手段であった。
1カ月後、ゴレンは気が付くと、さらに下の「171」階層にいて、ベッドに縛り付けられて身動きが取れなくなっており、さらに彼に不条理なルールが提示される。ゴレンはこの不条理なシステムを壊そうと、プラットフォームに乗って食事を分配しようとするが、これが思わぬ悲劇を招くことに。(Wikipediaより転載)

<感想>
設定が奇抜で凄い。一体どうなるのか気になって最後まで見てしまいました。最後はこういう作品でありがちな、ちょっとモヤるものでしたが、宗教的な感じなのかな。色々考えさられますね。