BOLGEN/THE WAVE  THE WAVE / ザ・ウェイブ

ローアル・ユートハウグ監督。クリストファー・ジョーナー主演、アーネ・ダール・トルフ、ジョナス・ホフ・オフテブロ。ノルウェー映画。2015年。

“

<ストーリー>
ノルウェーのガイランゲルフィヨルド。広大な山々に囲まれた大自然豊かな世界屈指の景勝地は、日々観光客で賑わっている。地質学者のクリスチャンは、長年この地で地質研究に取り組んでいた。しかし大手石油会社へと転職し、都市部へ引っ越すことが決まっていた矢先、岩山崩落の前兆を確信する。大津波が到着するまでの時間は、わずか10分。

<感想>
岩山崩落で津波が起こる、フィヨルドならではかなと思いました。しかも崩落から津波到達まで10分しかないとは。津波のシーンはそれなりの迫力でしたが、それまでが長くて飽きました。そしてこういう映画では主人公家族は生き残るものですが、ホテルに残っていた妻と息子の話が結構ヒドイ。バスは結局間に合ってなかったから、乗っていても死んでたのでしょうが、手助けに残った夫婦2人の末路がヒドイ。あれで妻も息子も普通に良かったと思えるのでしょうか。私だったら心病みます。息子は全くの役立たずで、小学生かと思いました。と全体的に残念でしたが、こういう津波があるんだなと分かったのは良かったです。