ラリー&アンディ・ウォシャウスキー監督。キアヌ・リーブス主演、キャリー=アン・モス、ヒューゴ・ウィーヴィング。3部作の完結編。2003年。
<ストーリー>
マトリックスと現実世界の境に迷い込み、抜け出せなくなってしまったネオ。トリニティーとモーフィアスはオラクルの助けを借り、セラフと共にメロビジアンのもとに行き、ネオを救出する。一方、現実世界ではセンティネルズの大群がザイオンに迫りつつあった。ネオはマシン・シティに乗り込むことを決意するが…。
<感想>
観終わってすぐに思ったのは「やっぱり1だけにしておいた方が良かったかも」「カウントダウンを日本でした訳が分かった気がする」と、少し前に読んだ「ナウシカとドラゴンボールを思い出した」という意見に納得、でした。今回は現実世界の話が大半で、その現実世界での見せ場は本当にすごかったのですが、そこにメインの3キャラが絡んでこないので、途中で「この映画って何だったっけ」となってしまいました。センティネルズは本当に凄くて、映画館で観た価値有りだったのですが。そしてあの、未来は明るいような、淋しいような結末。う〜む。帰ってからリローデッドDVDのおまけ映像を観ていたら、「もう終わっちゃったんだねー、淋しいねー」という気持ちでいっぱいになりました。思ったよりもこのシリーズを愛していたみたいです。そしていろいろなシーンを思い出して、やっぱりこういうシーンが観れたから、リローデッドもレボリューションズも撮ってくれて幸せだったなと思い直しました。