THOR  マイティ・ソー

ケネス・ブラナー監督。クリス・ヘムズワース主演、ナタリー・ポートマン、アンソニー・ホプキンス、浅野忠信、トム・ヒドルストン、ジェイミー・アレクサンダー、レネ・ルッソ。マーベル・コミック原作の映画化。2011年。

マイティ・ソー (字幕版)

<ストーリー>
神々が住む世界、アスガルド。王オーディンの長男で、選ばれた者しか持つ事の出来ない伝説の武具ムジョルニアを扱い、最強の戦士として名高いソーが王位継承式を執り行っていた。そこへ氷の国からの侵入者があることがわかり、式は中止。ソーは弟ロキと友人のファンドラル、ヴォルスタッグ、ホーガンを連れて氷の国に乗り込み、アスガルドを戦乱の危機に陥れる。その身勝手で傲慢な態度を怒ったオーディンは、ムジョルニアを奪い、ソーを地球へと追放する。天文学者ジェーン達に拾われたソーは、慣れない人間生活を送りながら、次第に彼女に心惹かれていく。一方、アスガルドではロキが陰謀を企て…。

<感想>
意外と面白かったです。最初はいけ好かないと思ったソーですが、地球に落ちてからは、思ったよりも素直な性格、そして無邪気な笑顔に、これはジェーンでなくても惹かれるわ、と思いました。役者さん、適役です。ソーがムジョルニアを取り戻そうと邁進するのはワクワクしたし、力を取り戻すシーンも待ってましたとワクワク倍増。しかし、地上でのソーの力具合がいまいち分かりにくかったのと、ジェーンと心通わすシーンがもっと丁寧に描かれていたら、さらに良かったのになとは思いました。でも総体的にはかなり満足です。ラストの切なさも良いですね。「ソーは『アベンジャーズ』で帰ってくる」やっぱり、観ちゃうかな。
ところで、浅野さんの出番は余り無かったですね…日本用にポスターで浅野さんに貼り替えてますが、そこまでしなくてもという感じでした、台詞も少ないし。これはちょっと残念でした。