君の膵臓をたべたい

月川翔監督。浜辺美波主演、北村匠海、小栗旬。住野よる原作の同名小説の映画化。2017年。

君の膵臓をたべたい

<ストーリー>
「君の膵臓をたべたい」……主人公である「僕」が病院で偶然拾った1冊の「共病文庫」というタイトルの文庫本。それは「僕」のクラスメイトである山内桜良(やまうち さくら)が綴っていた秘密の日記帳であり、彼女の余命が膵臓の病気により、もう長くはないことが記されていた。「僕」はその本の中身を興味本位で覗いたことにより、身内以外で唯一桜良の病気を知る人物となる。
「山内桜良の死ぬ前にやりたいこと」に付き合うことにより、「僕」、桜良という正反対の性格の2人が、互いに自分には欠けている部分にそれぞれ憧れを持ち、次第に心を通わせていきながら成長していく。そして「僕」は「人を認める人間に、人を愛する人間になること」を決意。桜良は、恋人や友人を必要としない「僕」が、初めて関わり合いを持ちたい人に自分を選んでくれたことにより「初めて私自身として必要とされている、初めて私が、たった一人の私であると思えた」と感じていく。
しかし、余命を全うすることなく、4週間の入院治療から解放されたその日に桜良は通り魔に刺されて亡くなってしまう。 (Wikipediaより転載)

<感想>
話題になっていたので、いつか観てみたいなと思っていました。ようやく観れました。難病物なので、絶対に泣くなと思っていましたが、案の定泣きました。ヒロインの女の子がすごく可愛い、演技頑張ってました。病気で亡くなるのではなく、通り魔に刺されて亡くなるという驚きの展開。確かにいつ死ぬか分からないという話はしてましたね。日記と手紙の2段階で泣くというのは良い演出だと思いました。一方で、主人公、何で先生を辞めようとしていたんでしょうか。あと生徒にペラペラ話しているのに驚きました。(話を進める展開上でしょうけれど。)結婚式の日、あの場で手紙を渡す?確かに馬鹿です。親友は病気だったと結局知っていたんですかね。何か睨んでいた状態から変わらず大人になっていた感じでしたけど…友達になってと言っていたし。主人公をちょくちょく助けるお友達は良かったです。親友は彼と結婚したんですね、男を見る目、あったじゃないですか。でも式に誘うなら、彼からじゃないのかなー。泣きましたが、いろいろ疑問があったお話でした。タイトルが衝撃的で惹かれましたが、お話的にはありがちかなー。