ヨン・サンホ監督。声、シム・ウンギョン、リュ・スンリョン、イ・ジュン。2016年。
＜ストーリー＞
夏の夜、ひとりの年老いたホームレスが首に大怪我を負い、誰にも助けてもらえずソウル駅で息絶えた。すると、そのホームレスは凶暴化して生き返り、人を襲い始めた…。
＜感想＞
少し前に観た『新感染』の前日譚ということで観てみました。でも原因が全然描かれてません。これ単なる別の話ですよね。少しでも繋がるところがあれば面白かったのに。登場人物、誰ひとり共感できません。（ヒロインの心情はまあ分かりますが。）というかクズばかり。さらに貧困が凄い…前に別の映画を観た時も感じましたが、こんな日常なんでしょうか。ゾンビ物と見せかけ、政府批判？やってること酷過ぎて唖然としました。
（以下、ネタバレ含みます）
父親ではなく、借金した店の人。え、お金のためにここまでして救おうとしますかね？父親だからこそじゃ無いんですか？人間的におかしいです。しかもあれほど助けてたのに、彼氏殺すし。殺人犯じゃないですか。絶望感を描きたかったのかも知れませんが、クズ過ぎて退くのみでした。国民性が違う、理解できないと思いました。『新感染』は良かったんですけどね…これは観る意味無かったなと思いました。
