佐向大監督。大杉漣主演、玉置玲央、烏丸せつこ。2018年。
<ストーリー>
半年前から死刑囚の教誨師を務めるプロテスタントの牧師・佐伯は、月に2度拘置所を訪れ、年齢や境遇、性格の異なる一癖も二癖もある6人の死刑囚と面会する。独房で孤独に過ごす死刑囚たちにとって、教誨師の佐伯は良き理解者であり、格好の話し相手でもあった。佐伯は死刑囚たちに聖書の言葉を伝え、彼らに寄り添い話に耳を傾け、悔い改めることで安らかな最期を迎えられるよう対話を重ねる。無言を貫く者、真剣に思いを語る者、罪を他人のせいにする者、一貫して攻撃的な態度をとり続ける者…。佐伯は、死刑囚たちに自分の言葉が本当に届いているのか、牧師として本当に正しいことをしているのかと絶えず疑問をもち葛藤する日々を送る。この葛藤を通して忘れたい過去と対峙し、自らの人生と向き合うことになる佐伯。そして、ある受刑者に死刑執行命令が下される。(Wikipediaより転載)
<感想>
大杉漣さん最後の主演映画、ということで興味を持って観ました。6人の死刑囚との面談が少しずつ進みます。何人かは、あの事件がモデルかな〜、と想像される有名な死刑囚でした。教誨師はボランティアだそうですが、きつい仕事ですね。こんな奴らと話したくないわ!という人が多くて、観ていて辛かったです。興味深く考えさせられる映画でしたが、2回は観たくありません。