クリント・イーストウッド監督。クリント・イーストウッド主演、ブラッドリー・クーパー、ローレンス・フィッシュバーン。2018。
<ストーリー>
アール・ストーンは80代の男。家族と別れ、孤独で金もない彼に、事業差し押さえの危機が迫っていた。そんな時に、ある仕事が舞い込む。ただ車を運転すればいいだけの訳もない話だ。しかしアールが引き受けてしまったのは、実はメキシコの麻薬カルテルの“運び屋”だった。たとえ金銭的な問題は解決しても、そうとは知らずに犯してしまった過去の過ちが、アールに重くのしかかってくる。捜査当局やカルテルの手が伸びてくる中、はたして自らの過ちを正す時間は彼に残されているのか。(amazonより転載)
<感想>
イーストウッド作品なので観ました。インターネットなんて駄目だ!という頑固なオヤジを演じています。差別用語を悪気なく使ったり、こういう周りを見ない爺さんって居るよなあ、という感じです。でも悪人では無い。メキシコ人と争って酷い目にあったらどうしよう?とハラハラしました。最後は奥さんの元へ。あんなに毛嫌いしていたのに、あなたが会いに来てくれて嬉しいと言う妻に泣けました。娘さんも…一時のものかと思いきや、会いに行くと言ってくれて、良かったなあ、と。お金を自分のものだけに使っていなかったからですかね。実話ですが、ほとんど創作だそうで。大傑作ではありませんが、良い作品でした。