I AM A HERO  アイアムアヒーロー

佐藤信介監督。大泉洋主演、有村架純、長澤まさみ。花沢健吾原作同名漫画の実写化。2015年。

アイアムアヒーロー

<ストーリー>
鈴木英雄は、さえない35歳の漫画家。デビュー作は連載開始後半年で早々に打ち切られ、借金も背負い、アシスタントをしながら再デビューを目指し、ネームを描いては持ち込む日々が3年を経たが、出版社には相手にされない悶々とした日常を過ごしている。そんな無為な日常の中の救いは、恋人である黒川徹子の存在。だがその彼女も、すでに売れっ子漫画家になった元カレを何かと引き合いに出し、酔うたびに英雄の不甲斐なさをなじる始末であった。
そんなある日、全国的に「噛み付き事件」が多発する。町に増えてゆく警官の数、さらには厚労相が入院して、その入院先で銃撃戦が起こるといった報道が立て続けに起こる。英雄も深夜、タクシーに轢かれて両腕と右足が潰れ、首が真後ろに折れても運転手に噛み付き、奇声を発し立ち去る女性を目撃する。やがて、周囲の人々がゾンビのような食人鬼と化す謎の奇病が蔓延し、「ZQN」と呼ばれる感染者たちが街に溢れる。恋人や仕事仲間も犠牲となり、都内から逃亡した英雄は富士の樹海で女子高生・早狩比呂美、御殿場のアウトレットモールで看護師・藪と出会い行動を共にする。 (Wikipediaより転載)

<感想>
売れない漫画家の話か〜、と思っていたら、途中からゾンビサバイバルに。有村架純の登場に、また重要な役なのね、と思いましたが、いまいち活躍しないで終わりましたね。原作だと映画が終わった後の話で活躍するのかな。ヒロインは藪さんでした。ゾンビ映画としては、結構頑張っていると思います。グロかったし、ゾンビキャラもそこそこ立ってました。タイトルのヒーローもしっかり回収。ただ、何とも中途半端で終了してしまい、で?と思いました。ゾンビはどうでも良くて、ヒーローとして頑張れるようになった、というのがポイントなのかな。それならそれで、まあ、見せてくれたと思います。闘いのシーンは凄かったです。