KISEKI SOBITO OF THAT DAY  キセキ -あの日のソビト-

兼重淳監督。 松坂桃李主演、菅田将暉、小林薫、忽那汐里。2017年。

キセキ -あの日のソビト-

<ストーリー>
歯医者も歌も、どっちも本気!前代未聞の覆面ボーカルグループ!誰もが知る名曲誕生にまつわる“軌跡”と“奇跡”を描いた“輝石”の物語。厳しい父の反対を押し切り家を飛び出したミュージシャンの兄ジン。父の想いを受け、歯医者を目指す弟ヒデも、仲間と共に音楽の魅力に引き寄せられていた。音楽に挫折していた時、弟たちの才能を知ったジンは、そんな彼らに自分の夢を託すことを決意する。歯医者はやりたい、歌もやりたい。でも恐ろしい父親には絶対に言えないー。そこで彼らがとった、ありえない作戦とは!?それは前代未聞の顔出し無しのCDデビューだった。(amazonより転載)

<感想>
GReeeeNの知識、全くないまま観ました。最初、ありがちな話?かと余り興味が湧かなかったのですが、父親が殴るあたりから、オイオイ、酷すぎるだろう、と。しかし兄弟、母親、あんな暴君でも受け入れてるんですね。そんなものか…暴力はいかんだろう〜。まあ、それはさておき。上手く行きかけて夢破れる兄が切ないです。そして弟の才能を後押ししよう、自分の役割を自覚するところが。次男ってもっと上手く人生渡り歩くイメージでしたが、ここでは父親の言う事を一応聞くんですね。そして、それを叶える才能もあって良かったです。幾つもの才能に恵まれてる人っているんだなあ。GReeeeNが歯科医で、顔出しNGって事情は知りませんでした。最後、父親の台詞、「それ、俺だよ」「それ、ヒデくんよ」って言っちゃいけなかったのでしょうか?デビューしてたのは内緒だったのかな?父親にしっかり認めさせたかったから、そこだけ、んー、となりました。役者さんの歌が上手かったのが、良かったです。