ジャコ・ヴァン・ドルマル監督。ジャレッド・レト主演、ダイアン・クルーガー、サラ・ポーリー、リン・ダン・ファン。2010年。
<ストーリー>
2092年、科学の進歩で人間は永遠の命を持つようになっている。そんな中、118歳の主人公ニモは唯一の「命に限りある」人間だった。誰も彼の過去を知る者はいない。死を目前にした彼は、医者の催眠やインタビュアーの質問を通じて自らの過去を回想していく。しかし彼の過去は普通の人間のように一本道ではなく、様々な選択によって分岐した人生を同時に含んだものだった。例えば彼は、両親の離婚の際に父についていった記憶と、母についていった記憶、その両方を語ることができた。生前の記憶、分岐した人生などが次々と展開されていき、彼がついに死を迎えるシーンで映画は幕を閉じる。しかし、彼はどれも選択しなかったという可能性は残った。(Wikipediaより転載)
<感想>
主人公ニモと、両親、3人の女性の物語。親の離婚でどちらを選ぶか、どの女性と結婚するかで、その後の人生が変わる。その全てが描かれています。もっと訳分からなくなるかと思いきや、そんなことはなく、ちょっとずつエピソードが繋がっていたりして、これは脚本、大変だったろうなあ、と思いました。個人的に、かなり好みな映画でした。で、最後はどうまとめるの?と思ったら、なるほどねえ、ヤラレタ!という感じです。楽しい映画をありがとうございました。でもこれ、嫌いな人は嫌いだろうなー。