オケ老人!

細川徹監督。杏主演、黒島結菜、坂口健太郎、笹野高史。2016年。

オケ老人!

<ストーリー>
梅が岡高校に赴任してきた数学教師の小山千鶴は着任早々、地元の文化会館にアマチュアオーケストラのコンサートを聴きに行く。学生時代にオーケストラでバイオリンを弾いていた彼女は演奏に感銘を受け、入団を決意する。
後日、千鶴が楽団の拠点に行ってみると、そこのメンバーは老人ばかりであった。実はこの町にはアマチュアオーケストラが2つ存在しており、彼女が聞いたコンサートはエリート集団の「梅が岡フィルハーモニー」のものだったのだが、誤って老人ばかりの素人オーケストラ「梅が岡交響楽団」の拠点に行ってしまったのだ。
若者の入団を喜ぶ老人たちを前に、勘違いだと言い出せなくなった千鶴はそのまま楽団に入団することになり、ついにはなりゆきから、心臓の調子が良くない野々村に代わり、指揮者をつとめるハメになってしまう。(Wikipediaより転載)

<感想>
余り観る気がしないなあ、と思っていたのですが、観始めたら最後まで観てしまいました。ツッコミは不要の緩い展開で、思った通りの結末に向かうわけですが、ちょこちょこと惹かれるエピソードもあって、何とか飽きずに最後までいけました。最後の演奏は、もっと聞かせて欲しい気もしましたが、アマチュアだしあんなものなのかな。なかなかのハートフルコメディーに仕上がっていたと思います。
それにしても日本はオーケストラ物が好きですね。どうしてなのでしょうか。