想いのこし

平川雄一朗監督。岡田将生主演、広末涼子、木南晴夏、松井愛莉、鹿賀丈史。岡本貴也小説「彼女との上手な別れ方」映画化。2014年。

想いのこし [DVD]

<ストーリー>
金と女に目がないダフ屋のガジロウ、29歳。甘いマスクで次から次へと女を口説き、軽口でチケットを売りさばく生粋の遊び人だ。そんな彼にある日おとずれた不慮の事故……。幸い無傷で済んだガジロウだったが、その事故で亡くなったポールダンサーのユウコと、彼女の仲間たちが現れる。
小学生の一人息子・幸太郎を残して逝ったユウコ、結婚式を目前に控えていたルカ、同級生に密かに想いを寄せていたケイ、そしてやり残した仕事を忘れられない元消防士のジョニー。それぞれがこの世に大きな未練を残し、大切な人に伝えたい“想い”を抱えていた。
死んでしまった自分たちの姿が見えるのは、ガジロウただ一人。そこで、ユウコたちはお金と引き換えにやり残したことを叶えてほしいと懇願する。「何で俺が?」と、嫌々ながらも大金に目がくらみ4人の未練を叶えることを引き受けたガジロウだったが、一人、また一人、彼らの“想い”を伝えていくことで、お金と女にしか興味がなかった“サイテー男”の心が小さく揺れはじめ、やがて大きく変化していく。
そして、一人息子を残してこの世を去れないユウコと残された幸太郎、母から子へ、子から母へ、それぞれの深い想いと愛を知ったとき、ガジロウは思いもよらぬ行動に出る。物語は、誰も想像しなかった感動のクライマックスへと動き出す。(amazonより転載)

<感想>
ガジロウが本当に最低男だったんですが、岡田さん、こういうのやらせたら上手いですね、徐々に良いやつになっていくのが良い感じで泣けました。終始、コメディタッチに徹しているのが良かったと思います。でもポールダンスはちょっとやりすぎだったかなあ。もうこの手の話は、泣かずにはいられないですよね。ずるいわ、本当に、って感じです。
原作は男女のラブストーリーらしいですが、誰と誰のラブストーリーなんでしょうね…。