羽住英一郎監督。綾瀬はるか主演、木村遼希、高橋賢人、仲村トオル。水野宗徳小説の映画化。2009年。
<ストーリー>
1979年、北九州。赴任早々、中学の弱小男子バレー部顧問になった新任女性教師、美香子は、やる気ゼロの部員たちに「試合に勝ったらおっぱいを見せる」というあり得ない約束をさせられてしまう。そんな約束に戸惑う美香子をよそに、部員たちはおっぱいが見たい一心で練習に打ち込み、別人のように強くなっていく。しかしそんな約束が学校に漏れて…。
<感想>
うーん、出始めから余りの下品さにちょっとゲンナリ。でも徐々に感情移入できるかと思いきや、生徒がいつまでたっても見分けが付かず、描きたいことは分かるのですが、全く入り込めませんでした。中学男子ってあんな感じですか?もっと個々のエピソードが描かれたいれば良かったのにと思います。あと、古き良き時代?これもちょっとピンと来ませんでした。先生の恋人の下りも、前の学校でのエピソードも、何だか中途半端で、結局どうなったのか分からず終い。教師になるきっかけとなった先生とのエピソードだけは好きでした。