イニシエーション・ラブ

堤幸彦監督。松田翔太主演、前田敦子、木村文乃、森田甘路。乾くるみ原作同名小説の映画化。2015年。

イニシエーション・ラブ

<ストーリー>
【Side-A】1980年代後半、バブル最盛期の静岡。就職活動中の大学生・鈴木は、友人に誘われ気乗りしないまま、合コンに参加。しかし、その席で、歯科助手のマユと運命的な出会いを果たす。奥手で恋愛経験がなかった鈴木だが、マユと出会って変わっていく。流行のヘアスタイル、オシャレな洋服、マユに釣り合う男性になろうと自分を磨く鈴木だったが…。【Side-B】二人だけの甘い時間も束の間、就職した鈴木は東京本社へ転勤となり、静岡にマユを置いて上京することに。それでも距離は二人の愛にとって障害にならないと、週末ごとに東京と静岡を行き来する鈴木。しかし、東京本社の同僚・美弥子との出会いを経て、心が揺れ始める…。(amazonより転載)

<感想>
気乗りしないで観始めたのですが、観たら面白かったです。80年代が私の時代と重なっていたので、それも面白かったし。そして、見事2回、観ました!2回目は早送りでしたが。なるほど、そういうことですか。観る側の思い込みを上手く利用していますね。
(以下、ネタバレ含みます)
痩せて変わりすぎだろ!と思ったら、別人でしたか(笑) 最後は、え、SF?と驚かされて、楽しかったです。確かにヒントはたくさんあって、特にあの本のあたりは「あれ?」と思っていました。二股かけるマユも酷いですが、暴力振るう鈴木はもっと酷いと思うので、お互い様というか、どっちもどっちだなあ、太ったタックンが傷つかないと良いなとだけ思いました。彼だけは幸せになって欲しい。