いぬやしき

佐藤信介監督。木梨憲武主演、佐藤健、本郷奏多、二階堂ふみ。奥浩哉原作の同名漫画の映画化。2018年。

いぬやしき

<ストーリー>
定年を間近に迎える冴えないサラリーマン・犬屋敷壱郎は会社や家族から疎外された日々を送っていたが。ある日突然、医者から末期ガンによる余命宣告を受け、深い虚無感に襲われる。その晩、突如墜落事故に巻き込まれ機械の体に生まれ変わった彼は、人間を遥かに超越する力を手に入れることに。一方、同じ事故に遭遇した高校生・獅子神皓は、手に入れた力を己の思うがままに行使し始めていた。自分の意思に背く人々をただただ傷つけていく獅子神と、獅子神によって傷つけられた人々を救い続ける犬屋敷。人間の本質は善なのか、それとも悪なのか…?強大な力を手に入れた2人が、いま、それぞれの想いで動き出す―。(amazonより転載)

<感想>
アニメを観ていたので、この映画も観たいと思っていました。配役はいい感じじゃないでしょうか。短い映画用にいろいろエピソードを削ったのは仕方ないのですが、これは絶対にクライマックスだと思っていた飛行機が削除されていたのはガッカリでした。予算の関係でしょうか。脚本、戦闘シーンはかなり頑張っていたと思います。ただラスト…隕石は無くなったのですね。結局、本当のことを知ったのは娘だけだし、獅子神は親友に受け入れられて去る、どこへ?で、ぼんやりした感じで終わってしまった印象です。もっと感動や切なさを与えて欲しかったと思います。