マッドマックス 怒りのデス・ロード  MAD MAX: FURY ROAD

ジョージ・ミラー監督。トム・ハーディ主演、シャーリーズ・セロン、ニコラス・ホルト、ヒュー・キース・バーン。2015年。

マッドマックス 怒りのデス・ロード ブルーレイ&DVDセット(初回限定生産/2枚組/デジタルコピー付) [Blu-ray]

<ストーリー>
核兵器による大量殺戮戦争勃発後、生活環境が汚染され、生存者達は物資と資源を武力で奪い合い、文明社会が壊滅した世界を舞台とする。
砂漠化し荒廃したウェイストランド(荒野)で、元警官マックスは、過去に救えなかった命の幻覚と幻聴に煩わされ、狂気に侵されているのは世界なのか自身なのか曖昧になる中、生存本能にだけ突き動かされV8インターセプターを駆る。流浪の途上で暴徒らの襲撃に遭い捕縛され、シタデルという砦に連行されたマックスは、インターセプターを奪われた上に身体を拘束され、環境汚染からの疾病を患う住人に供血利用される。そこではイモータン・ジョーを首領とした独自教義を持つ好戦的な集団の支配のもと、潤沢な地下水(アクア・コーラ)と農作物栽培を牛耳ることで成り立っている独裁社会が築かれていた。ガスタウンへと向かう取引当日、ジョーの部隊を統率するフュリオサ・ジョ・バッサ大隊長は、ジョー一族が受胎出産させることを目的として監禁していた5人の妻(ワイブス)であるスプレンディド、トースト、ケイパブル、ダグ、フラジールの身柄を秘密裏にウォー・リグに搭乗させ、フュリオサの出生地である「緑の地」に匿う逃亡計画を、3000ガロンのガソリン。取引を隠れ蓑に東へと進路を変えて実行に移す。部下の背任行為と、妻たちと、その胎内の我が子を奪われたと知ったジョーは配下の戦闘集団ウォーボーイズを引き連れ、友好関係にある人食い男爵と武器将軍の勢力を援軍に追走を開始する。マックスはウォーボーイのニュークスの常備用「血液袋」として追尾車両に鎖で繋がれワイブス追走の争いに巻き込まれることになった。(Wikipediaより転載)

<感想>
かなり評判が良かったので観ました。過去のマッドマックス作品は未見です。かなりリアルに表現される世界観に圧倒されました。設定がしっかりと作られているので、最初は戸惑いましたが、どっぷりと浸かって楽しむことができました。完成度が非常に高い映画です。私が気に入ったのは、最初は嫌いだったニュークスです。彼らの決め台詞、忘れられません。一つ気になったのは、何度も出てくるマックスを責める幻影です。途中で説明が出るかと思ったら、分からないまま終わりました。これはシリーズを観ていないと分からないのかも知れませんね。過去シリーズ、観てみようかな…。