ロブ・シュミット監督。デズモンド・ハリントン主演、 エリザ・ドゥシュク、エマニュエル・シュリーキー、ジェレミー・シスト、ケヴィン・ゼガーズ、リンディ・ブース。2003年。
<ストーリー>
ウェストバージニア州の森の中、フリークライミングを楽しんでいる大学生のカップル。バランスを崩した女性が、先に登った男性に助けを求めるが、返事がない。不審に思っていると、頭上から彼の遺体が投げられ、ロープが強く引っ張られた。慌ててロープを切り、転落。逃げようとする女性を何者かが引きずっていく…。
医学生のクリスは、行方不明の大学生カップルのニュースを聞きながら車を走らせていた。しかし渋滞に巻き込まれ、このままでは面接に間に合わないと、古びた地図にあった街道を進むことにする。そこであろうことか、停車していた車に衝突。幸い車に人は乗っていなかったが、車の持ち主のジェシー、スコット、カーリー、エヴァン、フラニーの若い5人は、有刺鉄線で突然タイヤがパンクしたのだと言う。携帯電話も通じず、孤立した6人は電話を求めて徒歩で先に進むことにするが…。
<感想>
スティーヴン・キングがこの年の年間ベスト1に挙げたことで話題となった米独合作のホラー映画。
キングお薦めということで観てみました。森の中に異形の者がいて、襲われる。しかも彼らはなかなか頭も良く、異常に強い。冒頭から恐怖に引き込む演出、畳み掛けるように次々と襲われ、息もつかせぬ展開、ありがちな設定ですが、上手く活かされていたと思います。何度も見たい映画ではありませんが、見ている間は十二分に楽しませてもらえる上質ホラーです。皆でワイワイキャーキャー観ると楽しいかもしれません。でもシリーズが6まであるそうですが、多分観ません。