エリジウム  ELYSIUM

ニール・ブロムカンプ監督。マット・デイモン主演、ジョディ・フォスター、シャールト・コプリー。2013年。

エリジウム (字幕版)

<ストーリー>
2154年。環境が悪化した地球を捨て、一部の裕福層は衛星軌道上に作られた宇宙コロニー、エリジウムへと移住していた。エリジウムは水と緑にあふれたユートピア、高度な科学技術で病からも開放され、人々は何不自由なく暮らしている。一方、地球に残された大多数の人間は、エリジウムの人々の生活を支えるため、過酷な環境と厳しい労働を強いられていた。エリジウムに憧れ、密航を企てる者達は、エリジウムのジェシカ・デラコート防衛長官により、容赦なく排除された。ある日、ロボット組み立て工場で働くマックス・ダ・コスタは、作業中に事故に遭い、余命5日と宣告される。無慈悲なエリジウムの工場責任者の態度に、マックスは闇商人と取引し、エリジウムでの治療を目指すが…。

<感想>
ジョディ出演のSFということで楽しみに観ました。設定と映像が素晴らしく、ドキドキ…前半までは面白く観ていたのですが、段々と「???」状態に。エリジウムでの住民になる方法、ちょっと簡単過ぎませんか?あの素晴らしいマシンは、一家に一台あるのでしょうか?そんなに簡単なら、地上にも置いて、人々を健康に働かせた方が反乱も起きなくて良いと思うのだけど??ジョディがラスボスかと思ったら、予想外の人が大きく出てきて、ジョディはあっさり退場で唖然。もったいなさ過ぎるでしょ。あとマックスの幼馴染み、絡んで来るのかと思ったら、謎だらけで意味不明。何じゃ、そりゃ〜、で終わってしまいました。面白い点もあったのですが、突っ込み処が多すぎて残念な作品でした。