サイド・エフェクト  SIDE EFFECTS

スティーヴン・ソダーバーグ監督。ジュード・ロウ主演、ルーニー・マーラ、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ。

サイド・エフェクト (字幕版)

<ストーリー>
ニューヨーク。インサイダー取引の罪で収監されていた夫マーティンが服役を終えて出所した。しかし妻エミリーは逮捕をきっかけに発症した鬱病が再発、車を壁に追突させるという自殺未遂を犯してしまう。精神科医のバンクスがエミリーを担当し、かつて彼女の主治医だったシーバート博士からも話を聞き、本人の了承も得て、新薬アブリクサを投与することに決めた。薬のおかげで改善したエミリーだが、夢遊病を併発、ある日、記憶の無いままマーティンを刺し殺してしまう。主治医の責任を問われるバンクス。キャリアも家族も失う窮地に追い込まれ、真実を求め動き始めるが…。

<感想>
思っていたのと違いました。てっきり、夫が何者かに殺害され、鬱病で薬を使用していた妻に容疑が。いったい真実は何なのか、を探るストーリーだと思っていました。なので、エミリーが夫を刺したところでは「うわ、刺したっ」と思わず声が出て驚いてしまい、一時はもう続き観なくても良いかな〜、とまで思ってしまいました。しかしエミリーの様子がおかしい?という当りから盛り返し、なるほど、こういうお話だったのか、とこれはこれで面白く観れました。でも、ちょっと上手く行き過ぎじゃない?やっぱりいまひとつ…と思えてしまうのは、私の最初の思い込みがいけないのかも知れません。