マーク・ウェブ監督。アンドリュー・ガーフィールド主演、エマ・ストーン、リス・エヴァンス。2012年。
<ストーリー>
ピーター・パーカーは子どもの頃に父リチャードと母メアリーが失踪して以来、ベンとメイ伯父夫妻に育てられてきた。今は高校生となり、カメラが趣味で、正義感が強く、同級生のグウェン・ステイシーが密かに気になっている、そんな青年だ。ある日、ピーターは父親のカバンを発見する。その中には、父の研究していた資料が隠されていた。父のことをもっと知りたいと思ったピーターは、研究仲間だったという生物学者カート・コナーズ博士に近付く。しかし忍び込んだオズコープ社で、遺伝子操作実験中の蜘蛛に噛まれたピーターは、その帰りの電車で驚異的な能力を持って目覚めることとなり…。
<感想>
サム・ライミ監督の降板により、4作目ではなく、リブートされ、また1からのスタートとなったこのシリーズ、ちょっと期待して観ました。感想としては、ピーターが軽いのにビックリ。トビー・マグワイアのピーターは冴えないオタクな青年でしたが、このピーターは別にスパイダーマンにならなくても、普通にもててグウェンと付き合えそうです。あ、ヒロインはMJより、こっちの方が可愛いと思いました。伯父さんの死は同じでしたが、トビーほど悩まないし、いやにあっさりと正体をばらすのに驚きました。ラストのニヤリにも、えー、お父さんの言葉はスルーかい!と。…でも設定が高校生だから、こんな感じなのかな。あと、蜘蛛の糸が器具から出るなら、誰でも使えるのかな、という疑問も感じました。総体的に、私の好みとしては、前の方が好き、です。明らかになるかと思ったご両親の謎はそのままだし…次に続ける気満々の終わり方でしたね。次も…多分、観ちゃうとは思います。