今敏監督。声、江守徹、梅垣義明、岡本綾。2003年。
<ストーリー>
東京、新宿、クリスマスの夜。元ドラッグクイーンのハナちゃん、元競輪選手のギンちゃん、家出少女のミユキのホームレス3人は、ゴミ置き場で泣いている赤ん坊を見付けた。ずっと赤ちゃんを欲しがっていたハナちゃんは、キヨコと命名して大はしゃぎ。警察に届けるべきだと主張するギンちゃんに、自分たちで親探しをしようと言い出した。手掛かりは、赤ん坊と一緒にあったスナックの名刺と数枚の写真。3人と赤ちゃんのドタバタ奔走劇が始まる…。
<感想>
最近、折りをみては観ている今作品。今回は、偶然が重なりに重なってハッピーエンドになる、クリスマスの奇跡を描いたファンタジー映画でした。ハリウッド映画にありそうな感じで、純粋に面白いと思いました。特にハナちゃんのキャラは良いですね。ところどころ、ハッとするほど美しい映像もあり、魅力的です。でも、もう一度観たいとまでは惹かれませんでした。よくまとまった作品です。