カラドッグ・ジェームズ監督。 ルーシー・ボーイントン主演、ケイティー・サッコフ、ニック・モラン。2016年。
<ストーリー>
庭は荒れ放題、窓という窓は全て板で塞がれ、塗装は剥げている古い屋敷。昔、その屋敷で老婆が男の子を殺したと責められ、自らの喉を搔き切り死亡した以来、狂った老婆が現れ襲われる都市伝説があった。ある日、女子学生クロエは廃墟が気になり、ドアを叩くが返事が無く2回目もノックしたが返答はなかったークロエは知らなかった、1度目のノックでベッドから“彼女”を起こし、2度目のノックで“彼女”を死から甦えらせることを…。(amazonより転載)
<感想>
クロエの母親は、クロエが小さい時にドラッグ中毒で娘を手放した過去があり、立ち直って裕福な暮らしをしている今、娘を引き取り関係をやり直したい。そんな親子愛の話も絡めています。うん、やっぱり母だよね、と目の付け所は良かったのですが、どんでん返しの狙い目も面白かったのですが、詰め込みすぎなのでしょうか、何だか、???とバラバラな感じがしました。友人をサッサと襲った割にクロエはいつまでも野放しだし。何をしたいのかよく分からず。
(以下、ネタバレ含みます)
そうか、手先か、と分かったようで、あれ、でも何でベンは殺されたの?何のために?と意味不明。メアリーって自殺して悪魔の手先から逃げたはずなのに呪い?あれ、それともあれは悪魔?ティナ?うーん?
後味悪い終わり、バッドエンドにしたいのだけは分かりましたが。悪魔の手先になると、どうなるのかなあ?