ジャウム・コレット=セラ監督。リーアム・ニーソン主演、ダイアン・クルーガー、ジャニュアリー・ジョーンズ、エイダン・クイン。2011年。
<ストーリー>
学会に出席するため、妻エリザベスと共にベルリンを訪れた植物学者マーティン・ハリス博士は、ホテルにチェックインしようとした矢先、空港に荷物を忘れたことに気づき、一人タクシーで空港に戻る。ところが途中で交通事故に巻き込まれ、真冬の運河に投げ出されてしまう。タクシー運転手のジーナが助けてくれるも、病院で4日間の昏睡状態。目が覚めてホテルに向かい、妻に会うが、彼女は彼のことを知らないと言い、自分の名を名乗る見ず知らずの男が傍に。パスポートはもちろん、妻との写真まで持つ男に、マーティンは自分の正気を疑い始め、病院へと戻る。しかし何者かに命を狙われ、陰謀を確信する…。
<感想>
予告を観て面白そうだと思い、観ました。冒頭はテンポが良く、一気に引き込まれます。気持ちはすっかりマーティン・ハリス博士。いろいろ証明しようにも、相手は…。
(以下、ネタバレ含みます)
謎解きは、まあ納得というものでした。なるほど、だからだったのね。ただ細かい点で気になることがいくつか…マーティンがそこまで変わっちゃったのは何故なのかしら?とか。でも、ここはスルーして映画を楽しむべきなのかな。アクションサスペンスとしては、及第点だと思います。いつまでも心に残る映画ではありませんが、観ている間は楽しめます。