アラン・パーカー監督。ケヴィン・スペイシー主演、ケイト・ウィンスレット、ローラ・リニー。2003年。
<ストーリー>
アメリカ、テキサス州。元大学教授、デビッド・ゲイルはあと3日で処刑が決まっている死刑囚だ。彼は妻と息子を愛する人気教授で、死刑制度反対運動に取り組む活動家でもあった。そんな彼が生徒をレイプしたと訴えられて全てを失い、果ては死刑制度反対活動団体の同僚女性をレイプ、殺害した罪で死刑が確定したのだ。女性記者ビッツィーは高額の報酬と引き替えに、残りの3日間、彼のインタビューをすることになった。話を聴く内にビッツィーは、ゲイルが無罪である事を確信する…。
<感想>
ケヴィンの映画なので素晴らしいに違いないと思いましたが、本当に良かったです。死刑制度をテーマにはしていますが、メインはそうではなく、タイトル通り、デビッド・ゲイルの人生です。ちょっとした過ちがこんな結果を生む。(何してんだー、ばかー!あーあ、と思いましたが)そして居たたまれない彼のその後。こういう選択をした彼が哀しすぎて…もう最後は涙ボロボロでした。ローラ・リニーの演技も素晴らしいです。