ポン・ジュノ監督。ソン・ガンホ主演、ピョン・ヒョボン。2006年。
＜ストーリー＞
ソウルの中心を流れる川、漢江。行楽客でにぎわうのどかな午後、売店で店番をしていたカンドゥは橋にぶら下がっている何かが川に飛び込むのを見た。それはあっと言う間に土手を這い上がり、ものすごい早さで人々を襲い始める。逃げる途中、カンドゥは娘ヒョンソの手を離してしまい、娘は目の前でさらわれてしまう。そしてその夜、カンドゥの携帯電話にヒョンソから電話がかかってきた…。
＜感想＞
パニックホラーの韓国映画です。何の予備知識もなく、たまたま観たのですが、最初の怪物が出てきて去るところでグッと引き込まれました。自分も一緒に逃げている気分です。でも途中で少し中だるみ、うーんと思っていたら、ラストでまた盛り上がりました。こういう終わり方とは想像していなかったので、印象に残ったというか、これは家族愛がテーマだったのか、と。ところで韓国映画はおそらく２〜３本しか観たことがないのですが、こんなに貧しい人々は現在もたくさんいるのでしょうか。何だか昔の日本を見ているようでした。
