ビッグ・フィッシュ　　BIG FISH

ティム・バートン監督。ユアン・マクレガー主演、アルバート・フィニー、ビリー・クラダップ。2003年。

＜ストーリー＞
エドワード・ブルームは自分の人生をお伽話のように語る。未来を予見する魔女、一緒に旅をした巨人…誰もが彼の話を楽しみ、幸せな気分になった。ただ一人、ジャーナリストになった息子ウィルを除いては。結婚式の日に父と激しく口論をしたウィルは、３年振りに病に倒れた父に会いにくる。父の本当の姿を求めるが、エドワードは相変わらずほら話を繰り返すばかり…。

＜感想＞
ほら話の世界に入れるか入れないかで、映画の評価が変わってくると思います。私ははまってしまって、もう涙ボロボロ、泣きすぎて頭が痛くなってしまいました。（今、思い出しただけでまた涙が…。）親子の和解がテーマの１つではありますが、それよりも人生の最期、終わりの迎え方に感動しました。こんな幸せな最期の瞬間はそうないでしょう。そしてバートンの美しい映像がまた良かったです。彼が監督で本当に良かった。