羊の木

吉田大八監督。錦戸亮主演、松田龍平、木村文乃、北村一輝。山上たつひこ原作、いがらしみきお作画の漫画映画化。2018年。

羊の木

<ストーリー>
過疎化の進む富山県魚深市で、地方都市に元受刑者を移住させるという国の極秘更生プロジェクトを行う。6人の元受刑者を順番に迎えに行く月末一は、彼らがどこか普通ではないことに気づく。彼らが元殺人犯であることを聞かされた月末は魚深で暮らす彼らを見守っていくが、周囲では徐々に彼らの過去が明かされていく。(Wikipediaより転載)

<感想>
関ジャニ錦戸くんの映画ということで、観てみました。設定がスゴイですが、それはフィクションということでスルー。宮仕えの月末、毎回同じセリフを吐いて、ツマラナイけど真面目そうなイメージはグッド。6人が絡んで大変なことになるのかな?と思ったら、4人は特に何も無しでガッカリ。まあ、エピソードは悪くなかったですけど。田舎の怪しいお祭り、こういうのってアリそう、と思わずニンマリ。で、事件を起こす2人ですが…思ったよりもショボかった。いや、怖いんですけどね。脅しに屈しない彼は、方法は間違っているけど、ちょっとスッキリでした。クライマックス、こういうことになるんだろうと思っていましたが、まさかの展開!(しかし夜のシーンだから仕方ないのですが、暗くて見辛かった。)神憑り?うむむ。期待していたよりも、浅かった、特に感動は無し。でも人について、色々と考えさせられました。