石原立也監督。声、黒沢ともよ、朝井彩加、豊田萌絵。2023年。
<ストーリー>
新部長となった黄前久美子率いる北宇治高校吹奏楽部は、文化祭での演奏を無事に終え、12月に行われるアンサンブルコンテストに向けて動き出していた。アンサンブルコンテストとは3人以上8人以下の少人数編成による演奏を競う大会であり、久美子たちは部の代表となるメンバーを決める必要があった。部員全員が関わってほしいという滝の願いや、ドラムメジャーとなった高坂麗奈、副部長となった塚本秀一の意見も聞き入れたうえで、久美子は演奏会形式のオーディションを開き、投票を「部内投票」「一般投票」の2つに分け、結果が分かれた場合は「部内投票」の結果を優先することに決める。
奏を始めとした部員たちは続々とチームが決まっていく一方で、久美子には一向に声がかからなかった。ようやく麗奈に誘われたものの、悶々とした感情を抱えていた。久美子が入ると決まってからは続々と他のメンバーも決まり、最終的に麗奈、久美子、秀一、葉月に加え、2年生のパーカッション担当井上順菜と釜屋つばめ、2年生のホルン担当森本美千代、1年生のトランペット担当小日向夢の8人で、管打八重奏を行うこととなる。練習が始まってしばらく経ち、久美子は自分が誘われるのが遅かった理由を麗奈に問うと、誘うなら久美子と決めていた、断られたらと思うと怖かったと明かされる。久美子は機嫌を直すが、来年もし自分より上手い人が入ったら、自分は麗奈に選んで貰えるのだろうかとほんの少し不安になる。
今回のオーディションでは部員たちに自由にチームを組ませていたため、数人の部員がチームを組めずにあぶれてしまい、久美子はその子達の対処に頭を悩ませていた。そんな中、推薦入学という形で大学受験を終えた優子たちが部室を訪れ、優子、夏紀、希美の3人がサポートメンバーとなり、あぶれてしまった子らとチームを組むことが決まる。
練習が進むにつれ、コンクール参加経験のないつばめ、葉月の技術不足が目立つようになり、特につばめは自信を無くし始めているようだった。久美子は休日に3人だけの練習を行い、それぞれに的確なアドバイスを行う。元から技術力は高く、その上で自信が生まれたつばめの演奏は劇的に変化し、その変化は葉月の演奏にも良い影響を与える。
オーディションでは、久美子たちのチームは一般投票では1位を取ったものの、部内投票では票を得られず、アンサンブルコンテストに出ることは叶わなかった。数日後、代表となったチームが関西大会への出場を決めたという知らせを聞き悔しさを滲ませるが、気持ちを切り替え、来年の全国大会金賞への決意を新たにする。(Wikipediaより転載)
<感想>
帰省時に映画館で観ました。久しぶりの完全新作劇場作品。
映像も綺麗だし、面白かったです。このシリーズにハズレ無し!