城定秀夫監督。田中圭主演、南沙良、河合優実。古屋兎丸原作同名漫画の映画化。2022年。
<ストーリー>
東山春人は高校生の頃から「美少女に殺されたい」という願望に取り憑かれていた。殺されることに興奮する性癖がオートアサシノフェリアと呼ばれることを知った春人は、理学療法に興味を持ち大学で専攻した。実習で解離性同一性障害(多重人格)を患う幼い佐々木真帆を担当する春人。悲惨な犯罪に巻き込まれた真帆の中には、気の強いカオリと大人をも殺す怪力のキャサリンという2つの人格が生まれていた。
真帆は、春人を殺す相手として理想的な美少女だったが、まだ幼すぎた。自分を殺す相手は「女子高生」だと確信した春人は、真帆が高校生になった時に学校に居合わせるために志望を教職に変更した。
真帆が進学した高校の担任教師についてスキャンダルを調べ上げ、退職させて代わりの担任として赴任する春人。逮捕者を出さない為に、自分の死は事故を装う必要があった。文化祭でのクラスの出し物に演劇を勧めて、緞帳のロープが首に絡み宙づりという死に方を選ぶ春人。ぶら下がる前に殺される為には、事前に舞台裏で真帆の中の殺人者キャサリンを呼び出す必要があった。
おとなしい性格の真帆にキャサリンという役で芝居をさせ、刺激して、まず別人格のカオリを呼び出す春人。真帆の守護者であるカオリを攻撃すれば、殺人者キャサリンが現れると踏んだのだ。予想通りに現れたキャサリンに首を締められる春人。だが、真帆の多重人格に気づいていた親友のあおい達が駆けつけて、春人の計画は失敗した。
事件の際に首が締まった後遺症で記憶を失い入院する春人。事件の記憶はカオリとキャサリンのものなので、何も知らない真帆は病院に見舞いに訪れ、「先生が好きだった」と告白した。それを聞いて何かを思い出したかのように、春人の顔に不気味な笑みが広がった。(Wikipediaより転載)
<感想>
レビューを検索したら、割と良かったので観てみました。
原作は漫画なんですね。オートアサシノフィリアなんてものがあるとは…まあ変態だよね、となりましたが、そうはならんやろと思いつつ、まあまあ楽しめました。