凪待ち

白石和彌監督。香取慎吾主演、恒松祐里、西田尚美、吉澤健。2019年。

“凪待ち”

<ストーリー>
ギャンブル好きの郁男はリストラで印刷所を解雇される。それを機に、郁男は、恋人亜弓の故郷の実家に、亜弓とその娘・美波と移り住む。そこで、亜弓の父・勝美の友人、小野寺の周旋で印刷所に職を得た郁男は、ギャンブルからも足を洗い、まっとうな生活に戻るかと思われたが、職場の仲間が通うノミ屋にまた通い始める。郁男がまたギャンブルにのめりこみ始める中、亜弓と美波が親子喧嘩をする。飛び出したとき、美波の帰りが遅くなり、心配した亜弓郁男は、美波を捜すが美波への対応について、そこでいさかいを起こし、離れ離れになってしまう。やっと美波を探し当てた郁男だったが、同じとき、亜弓は何者かによって殺されていた。犯人と疑われた郁男は、職場の仲間ともめて会社も解雇されてしまう。自暴自棄になった郁男はさらに借金でギャンブルを続けるが負け続ける。そんな郁男に、漁師の勝美は自分の船を売って作った金を渡して「この金で身辺をきれいにしろ!」という。しかし、その金までギャンブルにつぎ込み無一文になってしまう郁男。祭りの夜、泥酔した郁男は、町のごろつきに半殺しの目にあうが、そこを小野寺に救われる。小野寺の職場で働き始めた郁男だったが、そのころ亜弓殺害の犯人が判明する。(Wikipediaより転載)

<感想>
ツヨポンの映画を観たので、こちらもと観ました。慎吾くんの映画を観るのって初めてかも。同じクズな男の役でしたが、こちらはギャンブルに嵌るダメ男。ガタイが良くて何でも出来そうなのにクズ。慎吾くんの演技良かったです。ずっと末っ子、お笑い系のイメージでしたが、こんな演技も出来たんですね。画像にあるような犯人探しはメインではなく、主人公の立ち直る話でした。でも怪しいですけどね、本当に立ち直れたのかは。もう少し脚本が違ったら、もっと感情移入できたかも知れません。でも悪くなかったです。