THE NUMBER 23  ナンバー23

ジョエル・シューマッカー監督。ジム・キャリー主演、ヴァージニア・マドセン。2007年。

ナンバー23(字幕版)

<ストーリー>
動物管理局に勤めるウォルター・スパロウは、妻と息子の3人で幸せに暮らしていた。ある日、クリスマスパーティで冷たくあしらった腹いせに同僚から、もう仕事も終わりという時間に、野良犬の捕獲という仕事を振られてしまう。その日、2月3日はウォルターの誕生日で、妻との待ち合わせ時間が迫っているというのに。さっさと仕事を終えようとしたウォルターだが、あと一歩のところで腕を噛まれ、犬を逃がしてしまう。銃を持っておいかけると、着いたところは墓場、NEDと名付けられたその犬は、ローラ・トーリンズという女性の墓碑の前で止まる。「何を伝えたいんだ?」結局、捕獲に失敗して妻との待ち合わせ場所、古書店に向かったウォルターは、妻から古書店にあった『ナンバー23』という赤い本をプレゼントされる。それは殺人ミステリーだったが、主人公の生い立ちが自分と異常に酷似していて…。

<感想>
あらすじを読んだ時は面白そう!と思って観ましたが、余り出来はよくありませんでした。小説の中のシーンはとても幻想的で美しかったのですが、肝心のストーリーが腰砕け。もっともっと工夫次第では盛り上げられたろうに、おっと思った時にはお終いでした。アイデア的にはさほど目新しくないかな。ジムの演技は鬼気としたものがあって、まあ、良かったです。