大脱出  ESCAPE PLAN

ミカエル・ハフストローム監督。シルヴェスター・スタローン主演、アーノルド・シュワルツェネッガー。2013年。

“大脱出”

<ストーリー>
自ら収監された上で、刑務所の盲点を付いて脱獄する有名なセキュリティ・コンサルタントであるレイ・ブレスリンは、CIAからやってきた女性ジェシカより、新たな依頼を受ける。それは連邦政府が極秘支援している絶対に脱出不可能とされる非合法の監獄であり、報酬も2倍出すという。依頼を承諾し、ポルトスの偽名を与えられたレイは拉致同然に連れて行かれ、今まで見たことがない造りの監獄に閉じ込められる。レイは危険を感じて計画中止のサインを所長のホブスに伝えるが、彼は知らないと言い、騙されたことを知る。
脱獄のため監獄の様子を観察するレイにロットマイヤーと名乗る男が話しかけてくる。最初は冷たくあしらうレイだったが、脱獄準備のため自身の無茶な頼みも聞いてくれるロットマイヤーを信用し、脱獄を試みていることを明かす。ロットマイヤーの正体は世界を股にかける義賊マンハイムの部下で、彼もまた脱獄したいと言い、2人は協力することを約束する。
懲罰房に監獄の弱点を見つけたレイは脱獄を試みるが、監獄の場所は海上の巨大タンカーであった。レイは一度計画を諦め、現在地を探るために、即席の六分儀を作り出す。しかし、実はレイの上司クラークが裏取引の報酬のためレイを裏切っており、ホブスに正体がばれ集中監視されてしまう。そこでレイらは、仲の良くない囚人のジャベドを味方に引き入れ、彼が六分儀で測定した結果などから、ここがモロッコ沖であると割り出す。一方、出資者達の意を受けてマンハイムの居場所を知りたいホブスは、レイにロットマイヤーから聞き出すよう命令し、その代わり、多少の自由を得る。カイリー医師を説得して外部の仲間に連絡を取ることに成功したレイは、ホブスに嘘の情報を与えて時間稼ぎを行い、脱獄のタイミングを待つ。
ホブスの裏をかいて暴動を起こさせたレイは、混乱の中をロットマイヤーやジャベドと共に脱獄を開始する。しかし、扉をロックされて甲板に出ることはできず、看守の銃撃を受けてジャベドが負傷してしまう。機関室へ向かったレイが主電源を落とした隙に、ロットマイヤーは甲板へ脱出し、迎えに来た戦闘ヘリに合流する。一方、看守を足止めしていたジャベドを射殺したホブスは船底部にレイを追い込むが、彼は排水装置を利用して見事に船から脱出する。武装した看守たちをマシンガンで仕留めていくロットマイヤーは、海上に浮かぶレイを発見し、彼を回収する。そこに追いついたホブスも現れヘリに拳銃で撃ち込むが、レイのドラム缶を狙った銃撃によって爆死する。
無事、監獄を脱出し、海岸で喜び合う2人の元にロットマイヤーの部下たちがやってくる。実はロットマイヤーこそがマンハイム本人であり、CIAのジェシカの正体は彼の娘だった。今回の計画の正体はマンハイムを助け出すために仕組まれたもので、ポルトスの偽名もマンハイムへの符丁であり、レイは何故ロットマイヤーが自分を気にかけてきたのか納得する。そして2人は握手し、別れる。
仲間と合流したレイは、自身を罠に嵌めようとしたクラークに報復するのだった。
Wikipediaより転載)

<感想>
そう言えば、この2人が共演したって映画あったなー、と視聴。2人とも60を超えているそうですが、アクションで頑張ってます。深く考えずに観て、楽しめる映画だと思いました。ありがちな展開ですが、熱いです。敵がどんどん憎らしくなって、きちんと復讐されるのが観ていてスカッと出来て良いですね!続編、続々編あるようですが、シュワちゃん居ないから観ません。