ダイ・ハード4.0  LIVE FREE OR DIE HARD

レン・ワイズマン監督。ブルース・ウィリス主演、ジャスティン・ロング。2007年。

ダイ・ハード4.0 (字幕版)

<ストーリー>
独立記念日の前夜、FBIのサイバー犯罪部に異変が起こり、ボウマン部長はハッカー達の一斉捜査を命じた。その頃、ジョン・マクレーン警部補は離婚した妻との娘、ルーシーに会うためにニュージャージーに来ていた。しかし娘にすげなく立ち去られたところへ、FBIから連絡が入る。州内のハッカーの1人を本部に連れてこいというのだ。渋々ハッカー、マットのアパートを訪れたマクレーンは、何物かに襲撃を受ける。命からがら逃げ出してワシントンDCを目指した2人は、全ての信号が青になるという異常な交通状態に遭遇する。車を捨ててFBIに到着した2人は、マットがマイという女性から請け負っていたプログラムは、国を乗っ取るファイアーセールを企むガブリエルの仕業で、他のハッカー達は既に殺害されていたと知る…。

<感想>
人気シリーズの第4弾。見始める直前まで、3作目だと思っていました。そうか、もう4作目なんですね。出だしから引き込まれ、一気に観ました。アクションは凄まじいし(特に真っ暗なトンネルの中でのシーンは怖かった)、悪役もその恋人の女性も冷淡で良い感じ。ファイアーセールで本当に国を動かせそうでワクワク。情けない感じのマットも頑張るようになって格好良く見えてきたし、マクレーンは体を張って動く古おやじでそれがまた良い感じ。真のハッカーから見たら、こんなのありえない!なのかも知れませんが、素人の私から見るとそれっぽくて、これは傑作かも?!…と中盤以降までドキドキで観ていたのですが、後半はちょっとやり過ぎの感ありあり。いやあ、いくら何でもダイハード過ぎでしょう。現実味が一気に無くなりました。そしてラストはかなりあっさりでした。うむ。でもまあ、かなり楽しめたし、マットとマクレーンのやり取りも好きでした。私的にはグッジョブな作品です。