THE LAKE HOUSE  イルマーレ

アレハンドロ・アグレスティ監督。キアヌ・リーブス主演、サンドラ・ブロック。2006年。

イルマーレ (字幕版)

<ストーリー>
2006年冬、湖畔に建つガラス張りのレイクハウス。女医であるケイトはここから引っ越すことになり、次の住人へ手紙を書きポストに入れた。「玄関前の犬の足跡は私が越した時からついていました。私宛の郵便物があったら転送して下さい。」新しくレイクハウスにやってきた建築家のアレックスはこの手紙を訝しがる、何故ならレイクハウスは現在廃墟同然で、何年も人が住んでいなかったのだ。ここは父が建てた家、アレックスは家を蘇らせるべく手を入れた。そして外でペンキを塗っていた際、野良犬が走ってきて玄関へ、手紙にあった犬の足跡が玄関にできた。どうして手紙の女性はこのことを知っていたのか?実はアレックスは同じ日の2年前、2004年に生きているのだ。2人はポストを通じ2年という時を隔てた文通を始める…。

<感想>
スピード再共演のラブ・ストーリー。韓国映画のリメイクだそうですが、私はそちらは観ていません。2年の時差という微妙な設定にまず引き込まれました。私の大好きなタイム・パラドックスのお話です。残念ながらSF的に見ると突っ込みどころ満載なのですが、この映画はそんなことは度外視して楽しむのが良いと思います。エピソードの1つ1つが印象的で、切なくて、胸がキュッとなります。ラストは賛否両論あるかと思いますが、私は好きでした。