山崎貴監督。染谷将太主演、阿部サダヲ、深津絵里、橋本愛。岩明均原作の同名漫画の映画化。2015年。
<ストーリー>
新一がパラサイトではないかという疑念を抱く警察は、快楽殺人者という経緯から人間とパラサイトを判別する超能力を持つ囚人・浦上を新一に引き合わせるが、確証を得られずに終わる。その頃新一はミギーと共に、復讐のために社会に潜むパラサイト狩るという戦いを続けていた。新一を討つべきという気運が高まるパラサイトネットワークの中で孤立を深めていく「田宮良子」は、フリーライターである倉森を利用して新一とミギーの観察を継続していたが、倉森は尾行に失敗し、「田宮良子」の正体がパラサイトであることを新一とミギーから暴露される。
新一の存在を危険視する広川は、刺客のパラサイトたちに命じてそれぞれ新一とミギー、倉森、および「田宮良子」の抹殺を画策する。しかし刺客たちは新一や「田宮良子」に敗れ、倉森には逃げられてしまう。警察が広川の拠点である市役所に対する鎮圧作戦を実行に移していたその頃、広川の刺客に娘を殺された倉森は、自分を戦いに巻き込んだ「田宮良子」の赤ん坊を誘拐して誘い出し、新一の制止をよそに、自らの命と引き替えに「田宮良子」の正体を警察の前で暴く。「田宮良子」は赤ん坊を新一に託し、警官隊に射殺される。同時に行われていた市役所での戦いでは広川がパラサイトと誤認されたまま射殺されるが、警察の鎮圧部隊は頭部と四肢に合計5体が融合したパラサイト「後藤」によって全滅する。一足遅く市役所に駆けつけた新一は、その場で「後藤」に勝ち目のない戦いを挑まれ、逃走しながらの戦いを余儀なくされる。
新一とミギーは反撃を試みるものの敗れ、ミギーは新一を逃がすための犠牲となり「後藤」に取り込まれてしまう。新一は全てを失ったことに絶望するが、新一の状況を知って駆けつけた里美と結ばれ、彼女を守るために、新一を追ってきた「後藤」との再戦を決意する。清掃工場のゴミ焼却施設に逃げ込んだ新一は、終始後藤に圧倒され、パラサイトを生み出したのは人間自身であるという「後藤」の主張に衝撃を受けるが、そこに捨てられていた放射性廃棄物に助けられる形でミギーを取り戻し、逆転の勝利を掴む。新一は戦いに敗れつつも必死に生き延びようとする「後藤」の姿に心を動かされ、とどめを刺すことを躊躇するが、戦いを見守っていた里美の姿を見て戦いの目的を思い出し、「後藤」を焼却炉に投げ込んで決着を付ける。ミギーは放射線を浴びて傷ついた新一の細胞を治療するために新一の身体に散らばり、別れを告げて普通の右手となる。
戦いを終えて月日が過ぎ、「田宮良子」が遺した子供の様子を見るために施設を訪れていた新一と里美は、その帰りに市役所での戦いから逃走していた浦上と遭遇する。新一がパラサイトと共生していたことを最初から見抜いていた浦上は、里美を人質にして新一を呼び寄せ、自分のような快楽殺人者こそが人間の本質であると主張し、人間とパラサイトの中間的存在である新一の見地からの賛同を求める。新一は言い淀むが、里美は浦上の主張を一蹴する。新一は里美を助けようとして浦上に立ち向かい、一歩及ばなかったものの里美は助かる。新一と里美が、自分たちを助けてくれたのはミギーだと確信する中、映画は幕を閉じる。(Wikipediaより転載)
<感想>
続けて後編も観ました。新一の違和感はなくなりました。
田宮良子のシーン、頑張っていたと思います。やはり寄生獣と言えば田宮良子ですね。ちょっとグダグタ感もありましたが、まあ、いいです。里美…Hしている場合?!メガテンになりました。原作にありましたっけ、こういうシーン。エピローグ的な浦上とのシーン。ミギーの最後の台詞が好きだったので、お〜、と思いました。しかし。浦上、殴られただけでどこ行った?2人で寝転んでて良いんですか…。なんか里美関連で納得いかないところが多かったです。でも前編よりも良かったかな。
寄生獣は考えさられる良いお話ですね。単行本持ってないですが。