散り椿

木村大作監督。岡田准一主演、西島秀俊、黒木華、池松壮亮。葉室麟原作の同名小説の映画化。2018年。

散り椿 DVD (2枚組)

<ストーリー>
武士の瓜生新兵衛は、妻である篠と地蔵院に身を寄せていた。病気を患う篠は散り椿を眺めながら、故郷の散り椿がもう一度見たいと呟くがその願いは叶う事は無かった。篠は亡くなる直前、自分が死んだあと夫に故郷に戻ってほしいと頼み、妻の言う通り故郷の扇野藩に戻る。18年前、新兵衛は藩の不祥事を追及し故郷を逐われた過去があったためそれはとても過酷なものだった。藩では、事件の巻き添えで亡くなった者もいたが、栄進した者もいた。新兵衛の帰郷により藩内では再び抗争が巻き起こり、友人だった榊原采女と新兵衛は対決することとなる。そして過去の事件の真相や篠が託した言葉の本意を突き止めていく。(Wikipediaより転載)

<感想>
岡田准一が渋くてカッコイイ。殺陣の動きが素晴らしかった。雪や雨などの演出も綺麗。篠という女性の高潔な様も良かった。ただ話の詰めは甘かったような…奥田瑛二(すっかり悪役が似合う人に…)頭悪そうだった…。でも勧善懲悪でスッキリさせるためには仕方ないのかな。あまり期待していなかったのですが、予想以上に良い映画でした。